パソコン選びに失敗しないための6つのステップ

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こんにちは、Pankishです。

パソコンを買おうっていう時に、数ある中から自分の目的にあった機種を選ぶ必要があります。ですが、下調べもせずに選んでしまい、目的に合わないものを買ってあまり使わなくなる、なんてことがあったら困りものですね。

店員さんに聞けば教えてくれるかもしれませんが、知識不足の店員、もしくは少しでも高いもの、売りたいものを優先的に進めてくる店員もいるかもしれません。そういう時に少しでも知識があれば間違った商品を選ぶリスクが減ります。

ここでは自分の目的にあったパソコンを選ぶための6つの項目を見ていきましょう。

用途を決める

別の記事でも書いてますが、まずは何に使うかを決めましょう。用途によってはスマホやタブレットで充分かもしれません。オフィス系のソフトやゲームをするのか、デザイン系ソフトや音楽系のソフトを使いたいのか、ある程度決めておきましょう。

参照:スマホ・タブレットやパソコン購入前に確認すべき3つのこと

デスクトップかノートか

用途が決まれば、次はデスクトップがノートパソコンかを選ぶ必要があります。基本的にスペック重視ならデスクトップをオススメします。デスクトップはメモリの増量もノートパソコンよりはるかに多く積めます。グラフィック系や最新ゲームをするならデスクトップ、持ち運びや自宅に置き場所がないならノートパソコンにしましょう。

モニタと一体型のパソコンもありますが、あまりオススメしません。拡張性がなく、選択肢も少ないので、一体型にするくらいならノートパソコンにしましょう。

超小型のスティック型パソコンもありますが、スペックは低いのでこちらはサブマシンとして使用するのがいいでしょう。

WindowsかMacか

現在の主流のOSはこの2つです。OSというのはパソコンを動かすシステムのことで、WindowsとMacでは大きく異なり、扱えるソフトや周辺機器も違ってきます。

最終的には好みで選べばいいのですが特にこだわりがないのなら、Windowsを選ぶのが無難です。理由を下記にまとめましたので参考にしてください。

Windows

・マシンの種類が豊富

・Macに比べ価格の割にスペックが高い

・対応ソフトが多い

Mac

・Appleのみの開発なのでマシンの種類は少ない

・Windowsに比べ、スペックの割に価格が高い

・対応ソフトが少ない

別にMacの悪口を書いているのではありませんが、Apple製品が好きで、Macしか対応していないソフトや周辺機器を使いたいなどの理由がないのならWindowsマシンを購入しましょう。逆にこだわりがあるのなら、Macを買いましょう。上記のデメリットは現在ならそこまで気にならないほどのことだからです。

昔に比べ、Macも対応ソフトが増え、安価になってきました。WindowsのOSを併用することも可能です。(Bootcamp等)また洗練されたデザインなども魅力の一つです。Macのいいところも書いておきましょう。

・外観デザインが優れている(好みによりますが)

・グラフィック系のソフトに向いている(CMSという機能で写真のカラーなどをモニターで正確に表現できる)

・iPhoneやiPadとの連動性(iTunseの動作が軽い)

Macの新製品が発表されるたびに、世間が注目します。USBを廃止したり、iMacからDVDドライブなくしたり毎回革新的なことをしますので、見ていると非常に欲しくなります。

逆にゲームをしたいなら、Windows一択です。Mac対応のゲームが少ないからです。

 スペックを決める

用途を決め、OSを決め、デスクトップかノートパソコンか決まればパソコンのスペックを決めましょう。本体の価格はこれで大きく前後します。スペックというのはパソコンが持つ性能のことです。機能と性能は別です。簡単に言うと

性能・・・処理速度や記憶容量の大きさなど

機能・・・カメラやオーディオなど

基本的に性能面を見て考えます。パソコンで最も重要で、悩むのが楽しいところでもあります。

スペックで優先すべきことをランキング形式で見てみましょう。

1位 CPU(パソコンの処理の中心。人間で言うと頭の回転、計算の速さ)

2位 メモリ(同時に処理できる量。要領のよさ)

3位 ハードディスク・SSD(記憶量の多さ・速さ)

4位 グラフィックボード(デザイン系、ゲームには必須。画像の処理能力)

一般的な使い方の場合の順位となります。デザイン系やグラフィック系の場合、3位と4位は逆にしてもいいです。基本的にパソコンのスペックを決定づける要素はCPUとメモリです。

CPUとは人間の脳にあたるパーツで、パソコンの処理を担っています。高性能であれば価格も高額になりますので、自分がしたいことと価格との折り合いをつける必要があります。何がいいCPUなのかわからないという人は「CPU ランキング」などで調べるといいでしょう。

メモリは同時に作業できることの多さを担っています。よく「机の大きさ」に例えられます。机が広ければ書類をいっぱい広げられますよね。メモリも多ければ多いほどいいですが、積めば積むほど費用はかさみます。積める量はパソコンによって違いますので、最大搭載メモリを必ずチェックしましょう。

3位はハードディスクやSSDはデータを保存するパーツです。大事な要素ではあるのですが、交換できたり、外付けで対応できますのでこの順位にしました。速度を重視するならSSDがおすすめですが、ハードディスクに比べ容量は少なくて高額です。

4位はデザイン系やゲームをしない人には特に気にするパーツではありません。3Dの描画やデザイン系ソフトを動かすときにその力を発揮します。

スペックを決める際には、扱うソフトの推奨スペックを参考に、最低でも2ランクは上の機種にしておけばいいでしょう。推奨スペックのままにすると、ソフトのアップデート後に基準スペックが下回ってしまう可能性があります。ある程度上のスペックにすれば、数年はそのマシンで戦えますので。

メーカーを決める

パソコンを販売しているメーカーは国内・海外含め色々あります。用途を決め、スペックが決まっているのならそれに近いパソコンを選びましょう。Macにするなら選択肢はMacしかありませんが。

ノートパソコンの場合スペックも大事ですが、サイズ(大きさ・重量)も大事な要素です。持ち歩くなら軽くて小さいほうが便利ですし、デザイン系ソフトを動かすのなら、モニターサイズはある程度必要です。

メーカー既製品(SONYやacer)は現在発売されているマシンの中から自分に合ったものを探すことになるのですが、パソコン工房やDELLなどのようにパーツをカスタマイズできるメーカーもあります。これをBTO(Build to Order、ビルド・トゥ・オーダー)といいます。

サイト上でベースとなるマシンを選び(用途別に別れている)その中でCPUやメモリ、ハードディスクなどを選択してカスタマイズしていきます。メーカー既製品で欲しいスペックが見つからない場合はBTOで探してみましょう。パソコン工房などのショップに行けば店員さんに教えてもらえます。

BTOでも不満なら、自作という手段がありますが、ハードルが高いので、よほど詳しくなるか、詳しい人にやってもらうかしたほうがいいでしょう。

予算を決める

買い物をするなら、最終的に考えることは予算ですね。どのくらいの金額なら無理なく出せるか、人によって様々です。お金に糸目をつけずにスペック重視、という人はそんなにいないですよね。

家庭用で普通に使うなら今なら5万~で充分事足りますが、それなりのことをしたい(ゲームやデザイン系)ならやはり最低でも15万以上は見ておきたいところです。

まとめ

パソコンは安いものから高いものまでピンキリです。自分が必要とするスペックをしっかりと考えておかないと失敗します。せっかく買うのなら、長くしっかりと使えるものにしましょう。安くてもスペックが足りない、ハイスペックでも使いみちがない、などがないようにしましょう。

参考スペック表

cpu メモリ グラフィックボード HDD/SSD
ゲーム・デザイン i7 16GB以上 Geforce GTX 780 1TB以上2個
オフィス系 i5 4~8GB オンボード 500GB
ネット閲覧用 なんでもいい 4GB オンボード ~200GB

それでは本日の教訓は

オススメ機種

デザイン系

ゲーミングPC
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