これだけは抑えておくべきファイルの拡張子7種

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こんにちは、Pankishです。

パソコンを使う上で、ファイルというのは必要不可欠の存在ですよね。でも、中には何のファイルかわからずに使っていたり、同じ画像のファイルでも違った意味があるファイルがあったりします。

ファイルの知識がないと、無駄な容量を増やしたり、またまた危険なウィルスを含んだものもあるかもしれません。手持ちのファイルが一体何なのか把握しておいたほうが何かと捗ります。
 

 

拡張子

ファイルというものの定義は、2つあります。一つはプログラムを動かすプログラムファイル。もう一つはデータが記憶されたデータファイルです。同じデータでも、何のプログラムで動かすかにより形式が異なります。それを示すのが拡張子です。

拡張子というのはファイルの名前の最後の「.」以降の英数字のことです。「.jpg」「.mp3」などのことですね。Windowsの設定によってこの拡張子が隠されていることもあります。また該当するソフトがインストールされていれば各拡張子はアイコンで判断できるようになっています。

逆に、該当するソフトがない、もしくはファイルと関連付けされていないソフトがある場合、拡張子のアイコンは無地のアイコンになります。アイコンは関連付けされているソフトにより変化します。

拡張子の種類

世の中にある拡張子は、とあるサイトによると約2,500だそうです。が、実際にはもっとありそうですね。オリジナルの新ソフトが開発されればそのソフト用の拡張子が作られますので今後も増えていくでしょう。

OSはファイルの種類を拡張子で判別します。そして拡張子は任意で変更することができます。「jpg」画像ファイルを「xmls」というエクセルファイルの拡張子に変えることも可能ですが、当然形式がまったく違うので、ファイルを開くことができなくなります。

 

画像ファイル

写真やイラストなどパソコンやスマホで見るために使用するファイルです。最もよく使うファイルでしょう。主に使う拡張子は下記です。目的によって使い分けるのが一般的になっています。

拡張子 説明
jpg,jpeg,JPG 写真や画像ファイルでよく使われます。拡張子の表記は色々ありますが、基本全部いっしょです。
png ピングと言われる形式です。jpgよりも画質が上で容量も大きいです。背景が透明などの画像が作れます。
gif 透明も使え、容量が軽いですが表示できる色数が256色までなので画質が荒いです。アニメーションも作れます。

上記以外にもtifなどがありますが、あまり使いません。pdfも画像ファイルのように扱えますが、似て非なるものです。

デジカメから取り込んだ写真ファイル

デジカメで撮影したデータにRAWファイルというものがあります。JPGに比べ容量は大きいですが、画質がいいです。写真の現像などに使いますが、扱うには専用のソフトが必要です。

音楽ファイル

スマホやパソコンで音楽を聴くならデータ化された音楽ファイルが必要です。iTunes やMedia Palyerなどのソフトがインストールされていると、音楽CDをパソコンに挿入すると自動で変換して音楽を取り込みます。

その際に元々のデータからソフトに適したファイル形式に変換されます。ファイルの種類にそれぞれ特徴があり、音質や再生できる機器に違いがあります。

拡張子 説明
wav CDと同じ音質のファイルです。その分容量も大きいです。
mp3 パソコンで音楽を聴く際によく使う形式です。音質は下がりますが容量が軽いです。
m4a iTunesなどでCDを取り込むとこの形式に変換されます。使える機器は限定されますが音質はいいです。
wma Windows独自の規格です。音質もよく、色々な機器で再生できます。

動画ファイル

パソコンで動画を再生する場合に使用するファイル形式です。形式により画質や容量、再生できる機器が違います。動画の場合はデータサイズが大容量になりがちなので、形式を変換してサイズを圧縮することがあります。

拡張子 説明
avi 古い形式ですが、一般的によく使用されています。ただし、動画編集をする人はあまり使いません。
mp4 パソコン以外の機器でも再生できる数が多いので、編集後にこの形式にすることが多いです。
mov QuickTimeというAppleのソフトで扱う形式です。
mkv 字幕表示のON・OFFができたり多機能な形式です。
flv Flashというソフトが全盛の時によく使われてましたが最近は廃れています。容量は軽いです。

動画ファイルは動画と音声の入ったデータのことで、これを「コンテナ」といいます。動画は、ビデオカメラで撮影したデータのままでは容量が大きすぎるので別の形式に圧縮して使うことが多いです。「コーデック」というプログラムでそれを行います。

アプリ系ファイル

エクセルやワードなどアプリ(ソフトウェア)で作成したファイルには独自のファイル形式が使われています。また同じアプリでも複数の拡張子を使う場合もあります。ほとんどの場合はそのソフトでしか開くことができませんが、一部フリーソフトなどでも開くことができます。

拡張子 説明
pdf Acrobat ReederというソフトやWEBで使用する形式です。画像のようですが、テキストファイルとしても使えます。
doc Wordというワープロソフトで使用するファイルです。
xlsx、xlsm エクセルで使います。マクロを含むとxlsmという形式になります。
psd PhotoshopというAdobeのソフトで使用します。
ai 同じくAdobe製のIllustratorで使用します。

実行ファイル

拡張子はexe。ソフトをインストールしたり、ソフトを起動するためのファイルです。通常はなんの問題もないのですが、開発元があやしいフリーソフトやメールなどに添付されているexeファイルには要注意です。ウィルスやマルウェアが仕込まれている可能性があります。

圧縮ファイル

複数のファイルやフォルダを一つのファイルとしてまとめることを「圧縮」といいます。圧縮することにより、添付ファイルの数に制限がある場合などや大量のファイルを第3者に渡す時に行います。圧縮は形式により特殊なソフトが必要になります。

逆に圧縮されたファイルをもとに戻すことを「解凍」といいます。形式により特殊なソフトが必要になります。

拡張子 説明
zip 一般的に使用される形式です。Windowsの標準の機能で圧縮解凍できます。
lzh 解凍ツール「LHA」で圧縮したファイルです。
rar WinRARなどで圧縮・解凍できる形式です。
sit Macで使われる形式です。

まとめ

ここで紹介した拡張子は一般的に見られるごく一部のものです。他にもWindowsのシステムに関連するものなどがありますが、通常の操作で触ることはありません。

もし、見知らぬ拡張子のファイルで手持ちのソフトと関連付けされていない場合はすぐに検索して調べましょう。うっかり開いてしまい、ウィルスなどが仕組まれている危険性もあります。

また、圧縮されたファイルも中にウィルスが仕込まれている可能性があります。必ずセキュリティソフトでチェックしましょう。

それでは本日の教訓は

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