
こんにちは、よこやまです。
デジタルサイネージというものをご存知でしょうか?
最近はよく見かけるようになりましたが、日本語で言うと電子公告というものです。
映像を使った看板のことで、動画や写真、テキストを流して一枚で色々な情報を発信できます。タッチパネル式の商品もあり、一度は目にしたことがあると思います。
一度作ってしまえば取り替えるまでそのままの普通の看板やポスターと違い、データを変えるだけでいいので必要な情報を必要な時に発信できるというメリットがあります。
このデジタルサイネージですが、高価なイメージがあるのでなかなか小さなお店などでは見かけることはありません。
しかし、実はものすごく低価格で設置できます。そして、低価格で設置できるなら絶対に使ったほうがいいくらいの魅力がデジタルサイネージにはあります。ショップ運営や病院経営をされている方には強くオススメします。
今回はその方法と、使い方やメリットなどをお伝えします。
目次
低価格で設置できる方法
デジタルサイネージは様々な機種があり、高価なものは数十万の費用がかかります。
デジタルサイネージ設置に必要なものはモニタ+再生用の機械、管理用のソフトですが、機種や用途によってソフトが付属しているものやモニタだけのものがあります。
当然高いものはそれなりの機能があってのことで、大型なタイプや屋外でも鮮明に見えるモニタであったりします。道路側に大きく訴求するなら必要ですね。
ただし、店頭に設置してお客さんに情報発信したり、または病院の待合室での使用の場合などはそのような高価な機種でなくてもよかったりします。
その方法は通常のモニタ+小型PCです。
モニタはテレビでも大丈夫です。HDMI端子がついていれば問題ありません。もしなくても変換アダプターで接続はできます。
そして小型PCですが、別にパソコンならなんでも大丈夫です。外部モニタに出力できればなんでも大丈夫です。タブレットやスマホでも構いませんが、当ブログではスティック型PCをオススメします。
Diginnos Stick DG-STK3(スティック型パソコン Windows 10)
スティック型PCをは手のひらサイズのパソコンで、テレビに接続して使う簡易型のパソコンです。ハイスペックは期待できませんが、ネットやYoutubeを見るなどのライト層には価格も安く、場所も取らないので便利なのですが、ライト層以外に使いみちがあまりないものです。
しかし、デジタルサイネージは映像を垂れ流しにできればいいので、スティック型PCで問題ありません。ネットに繋がる環境さえあれば一日中動かしても電力も少なくて済みます。
設置方法と運用
では、どうやって設置するかをお伝えします。
設置はいたって簡単で、HDMI端子が接続できるテレビかモニタにスティック型PCをつなげ、Wi-Fiネットワークでサイネージソフトを動かします。
サイネージソフトにも色々ありますが、月額料金や利便性を考え、novi signをオススメします。無料で一ヶ月使え、ビジネスプランでも月額2500円で、ネット上で管理できるので複数の場所のデータも本部で一括管理できます。
場所ごとに違うデータも選択でき、操作も簡単なのでコンテンツさえしっかり作ればすぐに使えます。もしショップなどにパソコンに詳しい人がいない場合は遠隔で更新すればいいので便利です。
僕がいた会社でも使用していましたが、遠く離れた他府県のショップに設置していました。
デジタルサイネージの活用方法
設置が簡単にできるということで、少しでも興味をもっていただけたでしょうか?
次は具体的な活用方法をお伝えします。
キャンペーンや新商品案内
メインの使い方は宣伝です。セール中や予告、新商品、クーポンや会員登録などで、印刷物にはできない動画を使っての広告が表示できます。やはり動いていると人の目線は集まるものです。下の動画は実際僕が前の会社で流していたものです。
SNS
novi signではフェイスブックやツイッターなどのSNSも表示できます。これらをサイネージで表示しておくことで、お客さんがSNSに興味を持ちフォローする可能性が高まります。
レビュー
口コミレビューは今や一番信用できる広告と言えます。レビューで高評価とされている商品はどんどん宣伝しましょう。
豆知識やQ&A
商品の情報として豆知識を紹介することで購買意欲が高くなります。流行りの水素水なども水についての豆知識で水素水のメリットを伝えれば必ず興味を持ちます。
また、新商品などはQ&Aをつけることで、知りたい情報が手に入り、購入のきっかけになります。
デジタルサイネージ設置のメリット
メリットはやはり、多くの情報が発信できることにあります。
小さなショップなどではポスターなど貼る場所も限られますし、ベタベタいっぱい貼るのも見栄えがよくありません。デジタルサイネージならすっきりとしますし、一箇所で多くのことが宣伝できます。
時間帯によって、内容を変えることでターゲットにするお客さんに届きやすくなります。昼間は主婦向けに、夕方は学生、夜は社会人など時間帯によって変えれば効果も上がります。
動画が流せるので、注目が上がります。静止画よりも動画の方が宣伝効果が高いのは実証済です。またテキストを読むよりもわかりやすい動画で説明したほうが頭に入りやすいです。
デメリットは?
当然デメリットもあります。
・初期費用や月々のランニングコストかかります。
→最安で2万円以下で設置。ポスターなど印刷会社で頼むのも都度5000円~くらいはかかります。
・コンテンツの制作と管理もする必要があります。
→簡単なものなら、ドラッグ&ドロップなどですぐできます。高度なものはプロに依頼しましょう。
気になる設置費用
デジタルサイネージの商品はピンキリです。最安で設置するなら
スティック型PC ~1万円
モニタ ~1万円
で揃うことができます。マウスやキーボードも必要ですがUSB端子があるので他のPCのものでも使いまわせます。オススメはブルートゥース対応のマウスとキーボードです。(スティック型はUSB端子が一つしかない)
すべて揃えても3万円以下です。初期投資としてはかなりオトクな金額です。当然使い方しだいではすぐに回収できる金額です。
Logicool ロジクール Bluetooth マウス M336 ブラック M336BK
Logicool ロジクール フルサイズ 薄型 ワイヤレスキーボード テンキー付 耐水 静音設計 USB接続 3年間無償保証ボード Unifying対応レシーバー採用 K270
高価なデジタルサイネージとの違いは?
最初に書きましたが、高価なものは数十万します。
複数のモニタをひとつにした超巨大モニタや、屋外でもよく見える可視性の高いモニタなど、大手のショップなどでは有効活用されています。
シャープのデジタルサイネージ事業は大型のものを扱っており、インパクトは大です。もしこれらの高価なサイネージを使うのであれば、費用対効果で取り入れるのもありですね。
大事なのはコンテンツ
3万円以内でも、数十万かけても、結局大事なのはコンテンツです。新商品をいち早く魅力的に伝えられるか、オススメ商品の紹介で+アルファの購入を促せるか、これらは全てコンテンツ次第です。
よくあるのが、設置はしたものの、活用できず、放置したままになることです。古い情報や手抜きのコンテンツでは誰の心にも響きません。
やはり、制作はプロに依頼するのがベストです。コンテンツ制作から運用方法までしっかりやってこその投資です。使用者は日々の管理だけをすればいいです。
まとめ
今までデジタルサイネージを高い、めんどくさいと避けていた方も実は安価で簡単に始められるということがおわかりになりましたでしょうか?
使い方しだいで売上げアップが見込めるデジタルサイネージをぜひ取り入れてみましょう!
当方では、デジタルサイネージの提案も含め、コンテンツ作成から運用までのコンサルタントを行います。ご希望の方は下記からご連絡ください。